『保険診療に守られているからこそ、努力がいる』①

こんにちは。

いりえ耳鼻咽喉科マスコットキャラクター

『いりえちゃん』です♪

先日、小田原に行きました。

いりえちゃん、初めて知ったのですが、小田原は

『二宮金次郎』の出身地でもあります。

薪を背負って本を読む少年像、見たことありませんか?
その子こそ、二宮金次郎(にのみやきんじろう)

江戸時代、 困っている農村を次々と立て直した人です。

「経済なき道徳は寝言であり、道徳なき経済は犯罪である」
有名な言葉を残した人でもあります。

「お金や仕組みがなければ理想は続かない」という意味で、
今の医療にぴったりで、思わず苦笑いしてしまいました(;^_^A

開院してもうすぐ10年目。

実感するのは、「医療も開業したら “自営業” という事です。
保険点数は、全国共通です。
最近は、医療品の値上がり、人件費も上がり、光熱費も上がっていく。

その中で、保険点数は据え置き。

今後どう対応していくか?日々考えています(^^♪

しかし、一方でこうも思います。

もし保険制度がなかったら? 自由診療だけになったら?
果たして今のままで、成り立つ医療機関はいくつあるのだろう。

どんなに、味の美味しい飲食店でも、

スタッフに笑顔・優しさがなく、長時間待たなければいけない、

そういうお店には、なかなか行きにくい。

開業院も一緒。

身体が弱っている人が基本来るので、

そういう配慮(サービス)は、他業種より必須になるはずなんですけどね。

保険に守られていることのありがたさ、忘れてはいけない。

次回は、金次郎の言葉の後半部分でも思うことがあるので、またつづります。

↓きんじろうカフェ